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2009/5/29
 
 
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《開発者重鎮とNEW VMAXを語る会》開催レポート


 
 東京・六本木・・・。
 今年3月に日本での新型VMAXお披露目発表会が盛大に行なわれたのは六本木・国立新美術館。更に現在、六本木AXISビルでも新型VMAX企画展示(2009/6/14まで)が行なわれており、VMAXと六本木の縁は深いのかもしれない。
 5月15日(金)、カットモデルやオプション装着車なども展示されたAXISの展示会場には、VMAXに跨ったり、スタッフの説明を聞いたりと、そのあと始まる会に向けて気分を盛り上げるメンバーも多数いたようだ。

 開始時刻の19時半。AXISビルから目と鼻の先となる会場には既に参加者10名が揃っていた。遅刻はゼロ! なんとも折り目正しいメンバーだ。いや、こんな会で遅刻するような人間はそうはいないか…。

 そう、今日はあの新型VMAXを開発された面々を交えてのオーナー交流会なのだ。
 ゲストは、各種メディアでも度々登場され、ここを読んでいる貴兄なら過去に必ずどこかで見たことがあるであろう開発陣の重鎮3名である。

 新型VMAXプロジェクトの中心的人物であり、日本リリースのプレゼンテーションでも熱弁を振るった熱血漢、ヤマハ発動機 商品企画 牧野浩氏

 新旧VMAX両方のデザインを担当され、VMAXの歴史やそのアイデンティティまでを生み出したとも言える、静かなるVMAXの父、GKダイナミックス 一条厚氏

 そして、新型VMAXのデザインを任され、先代の重圧を見事に乗り越えた造形や細部の造り込みで我々を唸らせた気鋭のデザイナー、GKダイナミックス 梅本武志氏

 オーナーにとって、自分が「これだ!」と決めた車輌、しかも新型VMAXのようなセンセーショナルなモデルを生み出した人物達と面と向かって腹を割った話ができる機会など、そうは無いはずである。
 そんな幸せな機会を得た一般参加者が待つ会場へ、定刻通りに開発陣3名が揃って登場した。
 互いに顔も知らなかった参加者の間に漂っていた微妙な空気は一変し、会場のボルテージは「怒涛の加速」の如く一気に吹け上がっていく。
 兵庫県から参加の藤田さんは「雑誌でしか見たこと無い方々が目の前で酒飲んどる・・・これだけでツマミは不要ですわ!」と、関西人らしい感想を述べていたが、開発陣3名の人柄もあり実に気さくに話せる雰囲気となった会場内では、一気に会話の渦が巻き起こって行った。

 今回は敢えていわゆる座談会とはしなかった。
 良くある司会などによる筋書きやフリなどは無く、各人が自由に開発陣と会話し、オーナー同士で交流できる会を目指した。その理由は最後に述べる。

 以下のレポートでは、牧野氏によるコメントを皮切りに、当日の会話からピックアップした興味深い内容をまとめてみたいと思う。

 


Guest
牧野 浩
ヤマハ発動機(株)
MC事業本部マーケティング統括部商品企画部
10年以上に亘る新VMAXプロジェクトを引っ張ってきた開発プロジェクトの中心的人物。関西弁で語りまくる熱血漢ぶりには、この人無しでは新型VMAXは世に生まれなかっただろうと誰もが実感させられる。自身も心底バイクを愛し、現在はロードスターウオーリアとWR250Xを駆る。実はVMAXにも採用されている「EX-UP」の命名者でもあったりする。

牧野氏 VMAXはね、ヤマハの財産やと思ってるんですよ。この世で他にはない造形、他にはないエンジンキャラクター、オリジナリティーを持ったブランドシンボルとなれるようなモデル。これは我々の反省でもあるんですが、ヤマハでも他にそんなには無いんです。
 最近フェラーリが売れていると・・・。世界で年間6500台とか売れたらしいんですね。今度のVMAXは?って言ったら、全世界で6000台前後、せいぜいそんなもんなんですよ。そんなもんを200万ちょっとじゃハッキリ言って商売にはならないですよ。もうこれは、メーカーとして生き残るために個性を打ち出す「ヤマハの存在意義証明」としてやってるようなもんです。・・・・というのが僕の社内でのプレゼなんですけどね(笑)
 販売台数から考えると、ある意味皆さんはフェラーリよりプレミアムな乗り物に乗ってるって事になります!

参加者一同 おお〜っ!

牧野氏 そもそもヨーロッパなんかでは、オートバイは貴族の乗り物ですからね〜。日本くらいですよ〜、「うるさい子供のオモチャ」だと思われてる様な国は〜。

参加者一同 (苦笑・・・)

BBWEB でもこの会場だけで、参加者10名と一条さんと梅本さんと私(BBWEBスタッフ)で13台お買い上げだから、合計3000万円ですよ!(笑)

牧野氏 いやいや、開発費は相当掛かりましたから。商売だけでやるんだったらこういう商品作ってちゃダメなんですよ(笑)
 また、単に高性能なバイクだけ造ろうおもたら、極端な話、全然大したことないんです。でも今回のVMAXはそんなんじゃないんです。日本のメーカーとしての意地と技術の粋を集めて造りましたから、他の外車メーカーさんとかが同じようなもん造ろう思てもようできないと思いますよ。・・・というかあれだけの品質と精度のもんはヤマハの海外工場でも造れません。日本の工場だから生産できるんです
 その代わり、とにかく時間はかかりました。何度もプロジェクトの日程が変更され、プロジェクト自体がツブれましたよ。今まで噂が出たり消えたりしてたと思いますけど、結構リアルな部分も多かったと思います。

参加者一同 へぇ〜っ!

牧野氏 でもホンマにねぇ…、リーマンショック前に間に合って良かったですよ。もう1年ずれたらね、コレ国内仕様もあったかどうか・・・。

参加者 ははぁ〜、ありがとうございます!

牧野氏 国内導入に当たっては販売方法とか、いろいろ言われてますけどね。ちょっと考えてみてください。日本で年間800台を200店舗で売ると一店舗につき4台ですよ。そんなんだけでメシ喰って下さいとお店に言えますか?
 多分VMAXだけだとメシ喰えないでしょうね。ヤマハの全国1200店舗の販売網使って1店舗1台売ってもらっても、そら売っては頂けるでしょうけど、お客さんの立場に立つと年に1台だけの販売では満足なサービスは行き届かないと思われますし。
 「そんな商売は無いだろう」と僕は思ってるんですよ。だから単純な店舗数では無く、そのお店ではVMAXをしっかり売って、儲けてもらって、その利益の再投資を還元してもらいながら、同時に合法なカスタムだとか、社会性みたいなところまでひっくるめて、ちゃんとユーザーの面倒を見てくれる大人の店でないと。指定工場とまでとは思いませんが、認証工場取得の問題もありますし・・・。
 将来に向けて、10年以上先まで残れる商品で、10年以上先までヤマハと共に残っていただけるお店であるべきだ、っていう、政策の一つなんですけどね。その辺の話を、今日一番ご理解いただきたいメッセージとして伝えたいと思ってました。

参加者 ・・・未来へのタネを蒔いている、ということですね。

参加者 なるほどねぇ…。

牧野氏 わざわざそんなことまでして国内仕様を用意したのには理由があります。国内向け仕様をやりたかったのはね・・・、日本のお客さんを守りたかったんですよ。

参加者 (???)

Guest
一条 厚
(株)GKダイナミックス
常務取締役
アメリカ駐在時に先代VMAXを担当され、あのマッスルで且つ美しいデザインを生み出した「VMAXの父」。今回は日本発信のジャパニーズ・オリジンなモデルとして新型VMAXのデザインを総括した。自身もバイクをこよなく愛し、そのバイクへのこだわりぶりには誰もが圧倒されてしまうほど。新型VMAXも所有し、夫人とタンデムツーリングなどにも出かけているそうだ。

牧野氏 ここんとこ特に厳しくなってますよね? 例えば都内だと駐輪場の問題だとかあるじゃないですか? あれは社会から「オートバイは要りません」て言われてるようなもんなんですよ。
 それから昨年、改造マフラーの音量規制の新たな提案が出され、結果、回避はされましたが、あれが施行されますと、皆さん一切のマフラーカスタムが出来なくなる所でした。
 こうした事で判る様に、オートバイを大人の乗り物として、合法性、社会性だとかいろんな面で、ちゃんとした物をちゃんとした売り方だとかサービスでやってかないと、将来は無いんちゃうか、と。
 いわゆる逆車は、一度海外に出てしまいますと、メーカーどころか国内販売会社の手も通りません。勿論リコール等はメーカー責任で行なう必要がありますが、それ以外の事は、直接顧客の名簿も無いですし、それは本来輸入された販売商社さんのお仕事になってきます。
 従ってメーカーが直接介在出来る正規国内仕様を発売して、大人の文化や社会を形成させて行く手助けが出来ないか!?と言うのが大きなテーマの一つだったんです。

 今度、6月6日にクローズドコースでの試乗会をやるんですけど、同時にご購入頂いた国内仕様のオーナーさんにも集まる機会を設けて、ユーザー間で交流頂いたり、本コースを走行して頂いたりする事を計画しています。その為のVMAXカードがユーザーさんに送付されている事と思います。
 従来の日本車はご購入前に特典があるのですが、今度のVMAXは、購入後に如何に楽しんで頂けるか、と言う事もテーマとしています。皆さんから一人2台も3台も買い換えてもらわなくてもいいので、長い付き合いをして、そこからまた人と人の繋がりとか広がりとかで、大人としてのコミューンとかを形成して行きたいんです。仲間が増えて、乗らない時は楽しいお酒飲んで・・・とか、そういうイベントや事がしたいんですよね。
  それが大人の文化、モーターサイクル文化だと思うんですよ。

参加者 なるほどねぇ〜・・・。

牧野氏 ところでこの中でもうVMAXお乗りになってる人いるんですか?

参加者 あ、はい。

牧野氏 どうですか?

参加者 そりゃあもう、メチャクチャ速いし、最高に面白いです!

牧野氏 そうだと思います!

牧野氏 10年以上前、自分でこの企画を始める時、自分で一台買ってみて良い所悪い所を理解し、色々手をいれてみたりもしました。
 新型VMAXは、きちんと減速して、小さくクルッと回って、立ち上がりをガッと加速すると、速くてしかも安全!そして何より面白いんです!

参加者 そうそう!

参加者 新型はやはり旧型ユーザーの意見を重視してくれていますね。旧型の弱点を補い、長所を伸ばした、同じ方向性の車両ですね。

牧野氏 当然だよ!

一同 おぉ〜!(笑)

Guest
梅本 武志
(株)GKダイナミックス
動態デザイン部
今回の新型VMAXでは一条氏の右腕として大抜擢され、造形デザインやクレイモデル製作などのデザイン実務を担当された。膨大な量のスケッチなどからもデザインに関して様々な可能性を探っていたことが容易に伺えるが、それらを集約し、現実的な形として完成させるまでには相当な苦労があったようだ。

梅本氏 以前、僕ももちろん先代VMAXに乗ってました。その時はやっぱり色々とVMAX特有の加速感を楽しんでいました。見たり、使ったりと、所有する喜びを大切にしてデザインしました。
 我々作り手からすると、実際こうして皆さんからダイレクトに喜んでいただいている声が返ってくるのは最高に嬉しいですね。

参加者 これから多分10年20年はいろんなイベントとか呼ばれるんじゃないですか?(笑)

一条氏 僕も先代VMAXは今も2台持ってますけど、生産終了になる時に、最終型の最後の番号の車輌を記念に手に入れたいと思ってたんですよ。生産時期とか判ってたんだけど、あっ!と思い出したときにはもう生産が終わっててねぇ・・・・。いやー悔しいなぁ。でもやっぱりそれぐらい思い入れはありますね、VMAXには。
 新型VMAXは、決して「峠を最速で!!」とか「長距離ツーリングもお手軽に」って言うバイクでは無いですね。速さを求められれば必要充分以上の性能を備えているけれども、普段は気持ちよく鼓動を感じながら走れる。そして周囲の状況によっては『怒涛の加速感』をも味わえる。そんなバイクです。

梅本氏 結構皆さんフルパワーとか、リミッターカットとか、すぐに180キロとか、そんな話になりますよね。確かにVMAXってパワー、スピード、その手の話が多いんですが、私はVMAXを大人の乗り物にしたい。そして、VMAXとしての完成度を楽しんでいただきたいです。

参加者 梅本さんにとって、VMAXはどんなイメージで考えてるんですか??

梅本氏 私にとってVMAXは例えば高速を走っている時、法定速度内で流していても充分面白い。でもホントは一度その気になったらスーパースポーツを軽々と追い越せる程の加速を得られるカ! そんな、すさまじい力があるがゆえの誇りと余裕を生かせる存在、脳ある鷹は爪を隠すような存在ですかね?

参加者 なるほど! そういうのカッコイイですよね!

一条氏 バイクは速い人や巧い人が偉いというものであってはならないと思います。バイクが好きな人それぞれすべてに楽しみ方があり、そんな懐の深く楽しんでもらえるようなバイクを作りたいと思ってますよ。
 いやーそれにしても苦労の連続だったけど、ユーザーの方々に今日こうやって喜んでもらえる仕事が出来て本当に幸せだなぁ。

牧野氏 メーカーがオーナーさんとかを集めることはあるけど、ユーザーさん側から集められたのは初めてかもね。

一条氏 これだけの人が東京の一部に集結して、顔も見たこと無かったのに、VMAXというバイクをきっかけに昔からの友達のように話をして、美味しいお酒を一緒に飲んでる。ほんとに嬉しいことです。

牧野氏 ホンマにまるでクラス会みたいに打ち解けて話せるのは楽しいね。
 国内向け仕様は発売まで皆さんにはえらいお待たせしちゃいましたけど、正直、日本の規制の範囲内であれだけのモン造るのはエライ大変でした。けど、こんだけ喜んでくれてる人もいてくれはるちゅうのを肌で感じられて嬉しいですね。
 国内仕様は輸出仕様と較べて発売まで時間かかった分、それだけECUのマッピングを細かなところまで煮詰めてますから断然乗りやすいと思いますよ!

梅本氏 でも…こんなに苦労して一条と何度も朝日を見たりしながら仕事したのに、いまだ日本では駐輪環境の状況に代表される様に、バイクやバイク乗りは社会的に認められてない感があるのが悲しいですね・・・・。

牧野氏 さっきも言いましたけど、残念ながら日本ではまだまだオートバイの市民権は得られてないですよね。バイク業界全体の未来を考えると、オートバイの社会性のアップが必要なんです。その意味での国内仕様の重要性は非常に高いんですよ。


   
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VMAXの本
また買ってしまいました・・・・。装丁は安っぽいけど開発者インタビューがかなり充実↓
国内仕様の試乗会レポート掲載。輸出仕様より国内仕様のがイイなんてアリ・・・?↓
別冊付録で新型VMAX国内仕様がこれでもかと語られてます↓


 
 
 



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