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v-max
新車でVmaxを購入してから早くも2年半。
例に漏れず俺のVmaxも冬場のバッテリーのヘタり具合は閉口ものである。
冬場は1〜2週間乗らないとエンジンはかからない。
セルは3トライくらいで回らなくなり、
間をおいても回復はしない・・・。
ヘッドライトリレーキットによってライトは消灯されるようになり、
セルの回りは随分と良くなったけどそれでもダメなものはダメ・・・。
充電器購入も考えたけれど、どっちにしろ既にバッテリーは寿命なので
充電したところでその時限り。根本的な解決にはならない。
乗るたびに前日充電するなんて面倒くさくてかなわん。
ということでどうするか悩んでいたら
インターネット上で気になる噂話が。
「XJR1300のMFバッテリーをVmaxに流用できるらしい」
Vmaxの純正バッテリー「ユアサ製YB16AL-A2」は
いわゆる旧型の開放型バッテリー。
バッテリー液の補充などをしてメンテナンスしなければならない。
件のMF(メンテナンスフリー)バッテリーはその名の通り
メンテナンス不用の密閉型のバッテリー。
冬場のヘタりや寿命にも多少は貢献するかもしれない。
色々と調べてみると・・・、
純正の寸法L:207/W:72/H:164(mm)に対し、
XJR用のはL:150/W:69/H:145(mm)なので、
幅、奥行、高さともに小さいのでなんとかなりそうだ。
空いたスペースはなんか適当に処理すればいいだろう。
上手くすれば、何かパーツを入れられるかもしれない。
実際、HIDのバラストや盗難防止アラームなどを入れてる人もいるらしいし。
容量が純正16Ahに対し、12Ahなのが気になるけど
まあオーバーしてなければ問題は起きないだろう・・・。
ってことで買ってきてしまいました。
XJR1300用MFバッテリー「GS製 GT14B-4」。
純正よりちょっと高かった。(ナップスで税込み13000円位)
《価格調査&購入先情報》
■[MF]オススメGT14B-4:【Yahoo】/【楽天】
■[純正]YB16AL-A2:【Yahoo】/【楽天】
その他の流用可能MFバッテリー
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これがMFバッテリー「GT14B-4」。
こっちが純正の「YB16AL-A2」。
画像の大きさはざっくりとですが実際の比率に合わせてあります。
結構小さい感じ。
一緒に写真撮れば良かったんだけど忘れてた。
取り付けは面倒だけどそんなに難しくない。
【交換手順】
1)シート・ダミータンクカバーを外す。
2)バッテリーの上にあるイグニッションコイル(だっけ?)まわりのカプラーを
外してコイル後方の2つのネジを外してコイル部分をよけておく。
3)バッテリーの端子をはずす。(マイナス→プラスの順にはずすこと!)
4)バッテリーを固定しているゴムバンド(?)を外して
バッテリー本体を引っ張り上げる。純正バッテリー取り外し完了!
5)「GT14B-4」をおもむろに取り出して、純正が入っていた所に入れる。
6)隙間がずいぶんできるので何かで埋める。
(俺はとりあえずバッテリーが入ってたダンボールを破って詰めておいた)
7)バッテリーの端子を繋ぐ。(今度はプラス→マイナスの順に取り付けること!)
8)コイル・カプラー・シート・カバー等を元通りにして完成!
※端子取付順序を間違えると、ドライバーとフレームが接触した際に火花が飛ぶ!運が悪いとヒューズ交換。更に運が悪いと炎上もあり得る。 |
作業時間は30分ってとこでしょうか?
《取り付け後の状態》
横幅が純正の物より57mm小さい。
見えにくいけど左側にダンボールの切れ端を詰めてます。
エンジンは当然だけど一発始動。
とりあえず問題なさそうだ。
課題である耐用年数やヘタってきた時の始動性などは
長期的に使ってみないと分からないけど、
今のところ走行等には支障なし。
【経過レポート】
(2005年1月13日時点)
2003年2月:MFバッテリーに交換
2004年夏:装着後約1年半経過/全く問題なし。 夏場だが1ヶ月全く乗らなくても始動可能。
2005年1月:装着後2年弱経過/全く問題なし。 雪まで降った年末を挟んでの気温がかなり低い時期、約1ヶ月放置(・・・)後も、夜にも関わらず0.5秒位のクランキングで元気に始動!(12月にスタータークラッチを交換したおかげか?)
2005年6月:装着後2年4ヶ月で車輌売却。それまでの期間、平均で月に1回近場に乗る程度でしたが、冬場についても結局一度たりとももバッテリーあがりはありませんでした。
(まとめ)
★私のケースで言うとMFバッテリーへの交換は大満足の選択でした。
★始動に関しては今回の「MFバッテリー装着」だけでなく、「ヘッドライト消灯リレー」「セルモーターのアーシング」「JR8Cプラグ装着」「スタータークラッチ交換」などの相乗効果によるものが大きいと思われる。
★サイズ・容量などの条件でVmaxに使用できるMFバッテリーは他にもあるらしい(上記参照)。安いものだと5000円台のものもあるようなので、それらも検討の価値あり。GT14Bのメリットとしてはヤマハ他車種に純正採用されている信頼性という所か。(XJR1300、DS11、BT1100などで採用)
★更なる始動性向上のためのメニューとしては、「テール・ウィンカー・メーター等照明類のLED化」「イグニッションコイルへのアーシング」「セルモーターへのプラス側ブースターケーブル追加」など。
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気のせいかもしれないけれど
なんとなくアイドリング時の回転数が安定しない気がする。
そこで今度はアーシングを決意。
秋葉原まで繰り出してケーブル(8sq×4m)&端子を購入。
でも工具とかが無いから作業はできない。
今度時間ができたら考えよう。
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で、後日ですがやってみました。
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