v-max

Vmax最大（？）の魅力、それは「V-Boost」。
キャブを連結し、より多くのガソリンを送り込むことで
爆発的な加速を生む病み付きの装備なのだ。
しかし、V-Boostが作動するのは6,000回転以上。
普段あまり飛ばさない俺にはなかなか恩恵に預かれない装置でもある。

ところがそのV-Boostの作動回転数を自在に変更したり、
任意に作動させたりできるパーツが販売されている。
「 HARD 」社のその名も「ブーストコントローラー」。
こんな魅力的な商品が未だかつてあっただろうか？いやない。
かなり前向きに購入を検討したものの・・・、
いかんせん高い・・・。
回転数まで設定できるものは約3万円。
俺の小遣いでは少々厳しいのである。

そこでまた色々調べてみると非常に安価で
V-Boostの作動切替ができるという情報を発見。
早速ためしてみる事にした。

用意する物は
ON/OFFできるスイッチ（俺が購入したのは約900円）。
これだけだ。
これを左ダミーダクト内にあるV-Boostサーボモーターの配線に入れる。
狭いところにごちゃごちゃ配線があるが、
赤白のコードを見つけ出し、思い切ってカット！
間にスイッチを入れる。

左ダミーダクト内（ホントにダミーだったのをこの時知った）。
コード切るのには少し勇気が要りました。
写真の赤と緑のコードがスイッチの配線です。

スイッチは防水処理されてないので
タンクカバー内のヒューズ脇にとりあえず仮止めしてみた。
これで完了。

こんな感じ。
切替するにはタンクカバーを開閉しないといけないが、
雨などはとりあえず防げるかな、と。

ONにすると通常の状態。
キーをONにしてV-BOOST動作チェック音の「ウィーン」という音が聞こえたら
OFFにする、と聞いていたけど、
とりあえずスイッチOFFにしたらブースト開通するようだ。
このへんはちょっとまた調べてみないと分からない。
けど、とりあえず準備OK。

近所への買出しついでに
フルタイムV-Boost状態（スイッチOFF）でテストしてみた。
アイドリングが極めて不安定で（当たり前だ）あおってやらないとエンストする。
最初にノーマルの状態にして暖機してからにしないと走り出せない。
さて、走り出すと・・・、「凄い」この一言につきる。
まさに暴れ馬。危険な位の加速だ。
発進やシフトチェンジの時など、
回転を上げすぎるとウィリーしそうになる。
正直、一度フルタイムにした後、元に戻すと
ノーマルが非力に感じてしまうくらいの圧倒的な差がある。

街乗りではストップアンドゴーが多くて疲れるから高速の方がいいかも。

と思ってて後日、高速乗ってみたけど、
4,000回転100km/hからでもフロント浮きそうなぐらい加速する。
面白い・・・。
でもアクセルに過敏に反応する感じなのでちょっと疲れる。
少し過激なおもちゃって感じですね。これは。

リーズナブルで効果は絶大。
しかしガソリンの消費量が恐ろしい事になりそうな予感・・・。
あとクラッチ、タイヤも減りそう・・・。
でも面白い・・・。

後日配線をやり直しました。

ピンとギボシカバーを使ってちょっとキレイに。
赤白の線が既存の配線。これに割り込ませる。
緑の線と赤の線がスイッチへ繋がってます。

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