■VMAXデザイナー
GKダイナミックス 一条厚氏
インタビュー
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2009年1月某日、VMAXをデザインされたGKダイナミックスの一条さんと都内某所で飲んできました。
11月に原宿の展示会場でお会いした時に「今度飲みましょう!」と言われたので、
後日、厚かましくも「飲みませんか?」とメールしてみたら、 なんと本当に来ていただけたのです。自分でもビックリです(笑)
一応Born Bikers WEBのインタビューという名目なのですが、その時、お酒の肴に話した内容を、一条さんとBorn
Bikers WEBの了解を得てこちらにも転載させてもらいました。
いや〜、一条さん、情熱の塊のような熱い人です。
下手な文章なので、その情熱ぶりが伝わるか不安ですが、 興味のある人は読んでみて下さい・・・・。
二輪車を好きな人間にとって、そのデザインは性能や走りと同じくらい大事な要素である。
いや、敢えて個人的な意見を述べさせてもらうと、4輪車と違いエンジンやサス、メーター類なども剥き出しであり、それらの機能面も外観で表現される二輪車にとってそのデザインこそが最も重要な要素であると考える。
どんなに性能が良くても、その性能が外観において表現しきれていなかったり、やはりデザインについてもグッと来るものがなければ欲しいとは思わないだろう。
そんな二輪車のデザインはどのような人達によって産み出されているのか?
今回は、ヤマハの新旧VMAX両方のデザインに携わったインダストリアルデザイナー 一条厚氏(本名一條厚/GKダイナミックス常務取締役)にお話を伺った。
GKダイナミックス
インダストリアルデザイナー
一条厚氏

ヤマハでは二輪車を始めた当初からの方針として、デザインについてのこだわりが非常に強い
Born Bikers Web(以下BBW) 「デザインのヤマハ」と言われることもあるほどヤマハはデザインの秀逸さに定評がありますが、ヤマハ車のデザインは全てGKダイナミックス(以下GK)さんでやっているんですか?
一条氏 ヤマハ発動機の1号機YA1以来現在まで、全てのモーターサイクル、スノーモービル、ATVバギー車等をデザインしています。また、GK京都では船外機、マリンジェットを手がけています。
スクーターに関してはヤマハ関連会社のエルムデザインさんが担当されています。GKはヤマハとの資本関係は全くないフリーランスのデザイン事務所です。世界でも極めて稀な50年以上のパートナーシップの歴史です。
(BBW) 4輪車の世界ではピニンファリーナやベルトーネなどのカロッツェリアにデザインを依頼することも多いようですが、二輪車の場合、特に日本のメーカーでは一部車輌を限定的に依頼する所もありますが、全てを外部に発注するのは多分ヤマハだけですよね。
一条氏 そうですね。スズキさんがハンス・ムート氏にデザインを依頼したり、外車ではタンブリーニ氏などデザイナー個人の名前が通っていたりすることはありますが、日本の大企業では自社のデザイン部門が担当するケースが大半です。ヤマハでは二輪車を始めた当初からの方針として、デザインについてのこだわりが非常に強いと思います。我々のデザインについても、こちらもハッとするような鋭い指摘や意見などからも、もの作りややデザインに対するこだわりやセンスが社風として創業以来引き継がれているんでしょう。
また、そのような受け止めてくれるだけの土壌があるからこそ、デザイナーも存分に思いを込めた仕事ができるので、それが非常に良い循環になっているのだと思います。
(BBW) 一条さんの担当された車輌ではVMAXがやはりまず上げられると思いますが、他にどんな車種を担当されたんでしょうか?
一条氏 VMAXから直ぐSRX400/600,、XV400ビラーゴ初期型と続きました。アメリカンシリーズ、オンオフ、MT-01コンセプトモデルなど、最近では2007年のモーターショーで展示したコンセプトモデルのXS-V1
Sakuraなども陣頭指揮しました。立場上全地域のモデルを統括しています。
【New VMAX本】

ミスターバイク09年1月号
開発者、デザイナーのインタビューが読み応えアリ。エスパー小宮氏のコメントも面白い。大特集全20ページ。

ヤングマシン08年8月号
新型VMAXについてかなり詳しい情報が載っています。ヤングマシン・・・買ったのはじめてかもしれん・・・。